ブックタイトルMarumasa Press vol.43 (2016年7月)

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概要

Marumasa Press vol.43 (2016年7月)

「沖縄ハム総合食品株式会社」今回は、パッケージなどでお世話になっている「沖縄ハム総合食品株式会社」様を訪ねました。沖縄ハム総合食品株式会社といえば、「オキハム」として沖縄県民には馴染みの深い食品会社ですが、今回お話しを伺った中で、既存の商品の品質向上と同時に、積極的に商品開発に取り組んでいることが分かりました。32会社の沿革・事業内容を教えて下さい。沖縄ハム総合食品は、昭和52年2月に沖縄県名護市に於いて、創業者である現会長・長濱徳松により「株式会社沖縄ハム」として設立されました。食品製造会社として主に、ハム・ソーセージを中心に、地域に根ざした商品作りからスタート。その後、昭和56年12月に現本社工場である読谷工場を設置し、社名を「沖縄ハム総合食品株式会社」に変更し、これに伴い従来の事業に加えて、調理惣菜、レトルトパウチ食品の製造販売を開始致しました。昭和61年10月ドイツからハム・ソーセージ特殊技能者マイスターのメルツァー氏を招聘し、本場の加工技術指導を受けました。現在、県内はもとより東京、大阪を中心に全国に販売を展開し近年は香港、台湾、シンガポールと東南アジアにも市場を広げています。力を入れている商品を教えて下さい。自社養殖の「すっぽん」を使用した「すっぽん粉」や「解体済みのすっぽん」などすっぽん関連商品に力を入れています。工場に併設されているすっぽんレストランでは「すっぽん汁」や「すっぽんメンチカツ」などすっぽんを使った料理を楽しめます。また、自社農場で採れた「シークヮーサー」製品は、ほんとにいい物ですので、沖縄県内や全国へ発信しています。「沖縄古来の料理はもとより、広く高品質な健康食を安全な製品にして、継続的に提供するシステムを構築する」という品質方針の実現を目指しています。読者の方へメッセージをお願いします。御社のセールスポイントを教えて下さい。沖縄ハムの製品は地下浸透水「山瑚泉」を使用して製造されております。沖縄の食材の多くは県外在住の人には手に入りにくく、手に入ってもいざ調理となると下処理に手間がかかるものが多いので、気軽に味わっていただくためラフティー、テビチ、ソーキ汁などのレトルト食品(汁物)の開発・製造を全国に先がけスタートしました。古くから豚肉が愛されてきた沖縄のメーカーとして、全国の皆様に満足していただけるような製品を目指しています。沖縄ハム総合食品は、おかげさまで来年2月に創業40周年を迎えます。これまで支えてくださった皆さまへ、感謝の気持ちを込めて琉球芸術祭を今年も開催します。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。6読谷高校読谷村役場読谷平和の森球場58沖縄ハム総合食品株式会社喜名小学校やちむんの里沖縄ハム総合食品株式会社沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2822番地の3TEL.098-958-4330126