ブックタイトルMarumasa Press vol.55(2019年7月)

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概要

Marumasa Press vol.55(2019年7月)

丸正印刷の取り組みVol.55Privacy MarkVol.55International Organization for Standardization社員の機密保持契約と就業規則皆さんは、入社時に会社と機密保持契約を結んでいます。秘密保持が必要な機密情報には、自社の機密情報と得意先から委託された機密情報(原稿、画像コンテンツ、製品、得意先の企業情報など)があり、いずれにも個人情報が含まれている場合があります。機密保持義務に違反すると就業規則に定められた懲戒処分などの対象となり、罰せられることがあります。退職後であっても、業務上知り得た機密情報は第三者に知らせてはなりません。皆さんは、退職後のことも入社時に約束しています。機密情報の取扱いについて、会社のルールを再認識しましょう。POINT?業務上知り得た個人情報を含む機密情報を守りましょう。?就業規則に違反すると、懲戒処分などの対象となる場合があります。?違反によって会社に損害を与えると、違反した本人が賠償責任を問われる場合があります。[個人情報の取り扱いに関する問い合わせ先](Pマーク委員会)お客様相談窓口soumuinfo@marumasa-print.com098-835-8181 http://www.marumasa.or.jp(総務課)仕事は記憶でなく「記録」でする仕事を進める上で必要不可欠なものに「文書」があります。ISOの要求事項(4.4.2)には「プロセスの運用を支援するための文書化した情報を維持する。プロセスが計画どおりに実施されたと確信するための文書化した情報を保持する」とあり、「文書化した情報を維持、保持」は、要求事項のあちこちに出てきます。仕事をする上で「文書(電子媒体含む)」がいかに大切であるかが分かります。「文書」には手順を示した文書、図面、報告書、規格などがありますが、特に大切なものに“記録”があります。“記録”は実施した活動の証拠(客観的な証拠)を示すもので、様々な問題の解決のため、改善のための素(ベース)になります。「記録さえ残っていれば・・・」はよくあることです。また、仕事上よくある「言った」「言わない」問題も“記録”が残っていれば、大きな問題にならないと思います。先日、ある人の本の中に「仕事は記憶でするのではなく記録でするものだ」という一文を見つけ、“なるほどな”と再認識させられました。人間の記憶なんてあいまいなものです。二~三日前のことなどすっかり忘れています。大切なことは記録に残しましょう。(佐伯万喜夫)