ブックタイトルMarumasa Press vol.57(2020年1月)

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概要

Marumasa Press vol.57(2020年1月)

丸正印刷の取り組みVol.57Privacy MarkVol.57International Organization for Standardizationパソコンの持出しは許可を得て!パソコンを持ち出すことは、情報資産を社外で取り扱うことになります。一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)への個人情報の取り扱いにおける事故報告でも、パソコンの紛失や盗難の件数が増えています。情報漏えいのリスクを低減するためには、次の対策を行いましょう。1持出し専用のパソコンを準備する。2持出し専用のパソコンには暗号化やパスワード保護などの対策をとる。3持出し時はパソコン内に保管する情報は必要最小限にする。4持出し専用のパソコンは貸出台帳に記録し、許可を得る。5返却時にはパソコン内のデータを消去する。このことは、パソコンに限った話でなく、USBメモリ、ポータブルのハードディスクなどで情報を持ち出す場合も同様です。POINT●パソコンを許可なく持ち出してはなりません。●社外では持出し専用パソコンを使用しましょう。[個人情報の取り扱いに関する問い合わせ先](Pマーク委員会)お客様相談窓口soumuinfo@marumasa-print.com098-835-8181 http://www.marumasa.or.jp(総務課)ISOの目的を再確認新しい年(令和2年)がスタートしました。気持ちも新たにスタートする時ですので、ISOについて再確認しておきましょう。ISO9001の目的は単に『良い製品を作ること』だけではなく、『よい製品(サービス)を作る(提供する)ためのシステムを管理すること』です。「よい製品・サービス」とは、「顧客の要求する製品、サービス」のことで、「お客さまに満足してもらうこと《顧客満足》」を意味しています。ISO9001は『モノ』ではなく『プロセス』に対する規格で、「プロセスが明確になっている」「プロセス通り業務が行われている」ことが重要であり、その結果が《顧客満足》に繋がるという考え方です。「プロセス」に対する規格には、1.組織のあるべき姿(4.1~4.4)。2.リーダーシップを明確にする(5.1~5.3)。3.計画を作る(6.1~6.3)。4.支援体制を整える(7.1~7.5)。5.運用の計画や手順を整える(8.1~8.7)。6.評価する(9.1~9.3)。7.改善する(10.1~10.3)--などがありますが、大切なことは規格に沿ったルール(マニュアルや規定)がしっかり守られているかどうかです。また、ミスやクレームがあっても原因を追究して、改善に結びつけられる仕組みができているかどうかです。今年も頑張っていきましょう。(ISO委員会)